扇の勾配と言えば。ちょっと怖い話。

Posted on 7月 4, 2008 by

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ウチの実家の方では「扇の勾配」と言えば「丸亀城」の城壁のことを指します。お城の石垣の組み方が、下の方はなだらか、上に積むにつれて勾配が急になり、垂直かそれ以上のそり具合を見せるために、この異名が付いています。丸亀城の石垣の高さは日本一らしいです。んで、そんな丸亀城の石垣にはちょっとこわーい話が伝わっています。
その昔。登れないような勾配のある石垣を組むことは非常に高度な技術を要請されることでした。この丸亀城の石垣を組むのも非常に苦労したと、ウチの5代前のご先祖様が夢の中で教えてくれました(というのは冗談ですが)。工事を始めた当初、組んでも組んでもどうしても崩れてしまうため、どうしたものかと現場では考えあぐねておりました。そして辿り着いた答えは次のようなものでした。とある雨の降る早朝のこと。人気のないお城の近所を年老いた豆腐屋さんが「とうふ〜、とうふ〜。」と言いながら売り歩いていました。その豆腐屋さん、突然、複数の男たちに取り囲まれたかと思うと、声を上げる間もなく縛り上げられました。そして、抵抗する間もなく石垣の下に生き埋めにされてしまいました。組むのがあれほど難しかったその石垣は、豆腐屋さんが人柱になったおかげで、後世に名を残すような見事な勾配を持った石垣になりました。ちなみに、今でも雨の降る早朝には、石垣の方からどこからともなく「トウフ〜・・・トウフ〜・・・。」という声が聞こえることがあるそうです。
※時間帯には諸説あり、夕方という話もあります。エセ紳士が祖父から聞いたのは早朝でした。朝なら人目につきにくいからとの理由だとか。また、豆腐屋が選ばれた理由も、朝早くから動いているから、と聞きました。

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