エセ紳士の館

食い道楽日記。ランチネタは定評がありました。主な活動領域は恵比寿、広尾、西麻布。

エセ紳士の館

Day: 2009/10/01

22_日記

[日記] 箱根を越えて。復路。

というわけで3日目と4日目のお話。つまり復路。 残念ながら何もない富士川を背に、国道一号線を上るエセ紳士。あれ?こんな道通ってきたかなぁ?となったんですが既に時遅し。しっかりバイパス的な道路に乗ってしまってました。歩道もないような道を明らかに遅いペースで走るエセチャリ。その横を乗用車、タクシー、トラック、トレーラーまでもがびゅんびゅん追い越していきます。マジこえぇ・・・。そして高架になってる道路だけに降りたくても降りられない事態に。転んだら命はないなと考えつつ、普段なら23km/h程度で走るところを30km/hオーバーで突っ切りました。箱根越えるまではゆったり帰ろうと思っていたのに、こんなところでムダに体力を消費することになろうとは。 それでも、せっかく乗ったこの勢いをムダにするには惜しいと言うことで、往路は駿河湾が見える海岸沿いを走ったところを、復路では松林(いわゆる千本松原)を隔てた道路(千本街道)をカッ飛ばしました。ちなみに千本松原とは言うけれど、千本どころではない松原でした。(wikipediaセンセイは30万本以上と仰っています。) そんな富士市、沼津市を通過し三島市に入りました。いよいよ箱根・・・でもその前に補給です。ゲーターレードごときに救われた往路の二の舞にならないようにしなければなりません。エセの眼はコンビニハンターの眼です。しかしなかなかコンビニは見つからず。仕方ないので三島駅方面に進路を変えひたすら走ります。それでも見つからず・・・セブンイレブン以外は。エセ的にはnanacoしか使えないセブンは嫌いです。なんとかオルタナティヴはないものかと探しまわりましたが、結果的にセブンへ。このコンビニ探しで40分以上ロスしてしまいました。 そしていよいよ箱根に再挑戦。ゴリゴリ上っていきます。それでも神奈川側よりも傾斜が緩いため難易度は相対的に低い印象です。それでも登り続けるというのは辛いものです。そんな精神状態を僅かながら回復させてくれたのは道ばたに咲く華だったり。 そして、どうにかこうにか芦ノ湖へ到達したエセ。 後は東海道の標高最高地点を目指して最後の登りです。 往路では辛過ぎて撮影できなかった蘇我の兄弟のお墓を撮影する事に成功しました。 これまで「蘇我の兄弟」って知らなかったんですけど、日本三大仇討ちのひとつの中心人物らしいですね。 さて。後は下るだけ。今回もびゅんびゅん下ります・・・がさすがに連休中だけあって、神奈川側の下りは混みまくりでした。危険ではありますが車の横をすり抜けさせてもらいました。そして小涌谷で一休み。 なんちゃって鉄っちゃんでもあるエセですから、箱根登山鉄道の画像もばっちり・・・ではないけれど撮りました。そう言えばいつも眺めるだけで一度も乗ったことない鉄道ですw 今度来るときは鉄道の旅にしようと思います。 なんだかんだで下山。文字通り下山。午前中にちら見した駿河湾と比較したくて相模湾へ出てみました。 曇ってたのもあるけれど、ちょっと寒いくらい涼しかったですね。ちなみに近くの親子が石を積み上げてる姿を見て「賽の河原」を想像してしまいましたw 夜はお待ちかね、お食事タイム!(恐らく本ツアー初のまともな食事) 食べログでポイントが上位だったお店「静蓮」へ。メインらしい担々麺(スタンダード)をオーダー。 こっ、これは・・・美味いぞーーーー!! さっぱりしつつもしっかりと味が凝縮したスープだと感じました。麺は細麺。見た目は相当辛そうですが思ったほどではありません。(辛いのは辛いです)後々聞くと、四川飯店で修行された方がシェフのお店とのこと。納得の味でした。 他にも担々麺の種類がありましたが、さすがに一度では食べきれないのでそれはまた別の機会にしましょう。 次はいつかはわかりませんが、小田原に来たら間違いなく行っておくべきお店だと思います。 そんなお店の外観。

Read More