エセ紳士の館

食い道楽日記。ランチネタは定評がありました。主な活動領域は恵比寿、広尾、西麻布。

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01 ブログ

BSE問題@USA

今回はちょっと堅めの話題で。と言いつつ、いつも軽いわけではないけれど。
先日アメリカでBSE(牛海綿状脳症)の牛が見つかったっていう話があった。アメリカで起きても不思議じゃないし、牛あるところにBSEあり、とまでは言わないが、こういう危険(BSEに限らず)はたとえどこであれ身の回りに常に潜んでいる…かもしれない。それよりもここで言いたいのは、たとえBSEの牛が確認されたとしても牛肉のアメリカ国内消費量がほとんど変わらない、ということに注目してみるとおもしろいぞということだ。日本でBSEの問題が大きく取り上げられたとき、牛肉消費量が格段に落ちたのを覚えているだろうか。焼肉屋など牛肉を扱う店の売り上げが落ち、場合によっては閉店ということさえあった。


日本でそうだったのにもかかわらず、海を隔てたあちらの国の人々はほとんど変化が無いようだ。つまり食生活が変わっていないということだ。おもしろい話ではないか。自分はある意味、日本人が臆病すぎて、一方でアメリカ人は無謀すぎると思っている。しかしそれにしてもそんなに自分の国の牛肉を信じていいのだろうか。実際にBSEの牛が国内で確認されているのにもかかわらずだ。業者の方には申し訳ないが、そういう肉はしっかり輸入制限してもらわないと困る。
そして近年、アメリカ人の肥大化を伝える情報が流れ、しかもそれゆえにダイエットブームだという。そんなにブクブクブクブク肥大化するのが嫌でダイエットに投資するんだったら、牛肉を食べるのをこの際やめるとかせめて量を減らすとかという努力をすればいいのに、と思う。肉食ばかりだと排泄物がかなり臭くなると思うのだが。しかも太ったら太ったでファストフード販売の会社のせいにして訴える。なんじゃそりゃ。アフォですか、自分の判断で食っておきながらそりゃねーだろ。以前誰かから聞いた「アメリカでは肥満の人は社会では自己管理のできない人とみなされる」という言葉はどうやら自分の聞き間違いだったようだ…。
というわけで、今回のアメリカ発(カナダ産の牛という話だが)BSEの問題は、アメリカ人のアフォなところが垣間見れておもしろい、と自分は伝えたい。特にアメリカ信仰してる人(外国=アメリカと思ってる人)に、アメリカ人ってこんなとこあるんだけどね、と伝えてあげたい。こんな人が多くいる国をあんたはそこまでなぜ信仰するんだよ、と問いたい。
といろいろ書いたが、本音としては牛丼食べるという密かな帰国後の楽しみの一つが消えることになりそうで悲しいだけなのである。
注意:アメリカ人でもしっかり自己管理し肥満じゃない人はもちろん存在する。そういう人に対しては申し訳ない、とこの場で謝っておく。

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