エセ紳士の館

食い道楽日記。ランチネタは定評がありました。主な活動領域は恵比寿、広尾、西麻布。

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イギリス人って・・・(第2回)

前回は紅茶の話だったが、今回はチーズの話でいってみようと思う。
イギリスは密かに(かどうかは知らないが)農業が盛んな国で、特に酪農製品の充実度は高い。特にチーズに関してはそれぞれの人にはこだわりがあるようで多くの人が「お気に入りのチーズ」というものを持っている。


事例1・・・Jamesの場合。
彼は日本でも有名なあのチェダーチーズが好きだ。けっこうコクのある味で自分も嫌いではない。彼はほぼ毎日(毎食?)チーズを食べている。そしてこちらではそれが一般的なのだろうか、チーズグレイターと呼ばれるチーズを刻む?おろす?道具を使っている。初めて見たときはその形からカウベルかと思った。パスタをゆでてはガリガリ・・・ピザを焼いてはガリガリ・・・といつも削っているのを目にする。
事例2・・・Georgeの場合。
彼は名前は忘れたが、表面(皮の部分)の真っ赤なチーズが好きだ。味はそれほど強くなかったように思う。以前、Jamesに’rubber=ゴム’と酷評されたチーズである。彼の場合、Jamesほどは使っていない気がするがそれでもかなりの確率でキッチンには四角錐型のコジャレたグレイターが立っている。
以上のような感じでこっちの人はけっこう頻繁にチーズを食べている。ちなみに自分はDoubleGloucesterという名前のチーズがお気に入りである。これは日本ではあまり見られない赤みがかったオレンジ色のチーズである。語学の先生の自宅にお邪魔したときに初めて食べて「これはイケる!」と思いそれ以来このチーズを買い忘れたことはない。やはりこれは日本では売っていないのだろうか・・・
ちょっち一言。こちらの農家の人々は日本とは比べ物にならないぐらい広大な農地を持ち、社会的地位もかなり高いようだ。残念ながら日本での農家は大変失礼とは思うがネガティブなイメージが大きい気がする。

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