数字が読める人。
雑誌に出ている商品の値段を見ていて気づいた。「この時計、123万か・・・。」高いとか安いとかこの際どうでもよい。「¥1,239,000」という数字を見て、一目で123万9千円であるということがわかった。いままでだったら左端から「いち、じゅう、ひゃく、せん・・・」と読み進めていたはずなのに。あんなに嫌いだった数字の羅列が意味のある数字の配列へと変化した。恐るべし職業病。そりゃ1円から数十億単位までの数字を扱うことを生業としてたら、百万単位なんて余裕で読めるようになりますでしょう?そしてここにきて「カンマ」「,」の重要性を知る。これがないと全然読めない。すごく読みにくい。今までは端から1つずつ数字を読んでいたから区切りがあろうがなかろうが関係なかった。数字を見た瞬間に読むためには「,」は大切。ホントに大切。そのうちこれがなくなっても読めるようになるのだろうか?そんな数字が読めるようになったところでこれから目指すところは、明示されている数字そのものだけでなく、複数の数字の間に隠された意味や意図を読んでいけるようになること。そんな日曜の昼下がり。
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