出張先のシンガポールでコロナ陽性になって足止め食らった話 2022年7月戦役
最近ブログ投稿してないなーと思ってたんですが。前回が2015年8月とか。いやもう普通に何してたんだっけっていう。
っていうわけでタイトル通り2022年7月、出張で行ってたシンガポールでコロナ陽性で大変だった話でもしましょうか。
事の発端 -恐怖の抗体検査結果-

これ抗体検査キットの結果です。(シンガポールでは「ART」 “Antigen Rapid Test” と呼んでいました)
ご存じの方も多いと思いますが、これ二本線が出るとアウト(=陽性)なんですね。で、ご覧の通りくっきりはっきり出ましてね。ここまできれいに出ているので普通の風邪だとかただの体調不良だとか自分でも言い訳できませんでした。
確かに前日あたりから、なんか鼻の奥が痛いな〜熱もあるっぽいな〜と思ってたんですが、まぁそういうことでしたね。
自主隔離中の抗体検査結果
フライトは初回の抗体検査日から9日後だったので「まぁ何とかなるかな」と思って、しばらく自主隔離しながら過ごしました。時々抗原検査しながら。
その結果がこんな感じです。

だんだんと線が薄れていくのが見えますね。さすがに7日目になるとほぼ2本目の見えてはいけない線が見えなくなってきたので、これで帰れるな!と思いました。
想定外のPCR検査1回目
それである程度自信がある中で日本帰国用のPCR検査を受けに行ったわけです。その結果…

普通に「陽性」でしたね。
というわけで急いで航空会社に連絡してフライト伸ばしてもらいました。で、当然ホテルも延泊せねばと思ってフロント行ったんですよ。そしたら
「We are fully booked, sorry!」(満室やねん、ごめんね!)
って言われまして、急遽別のホテルを予約したり移動したりしてドタバタしながら次のホテルでも自主隔離継続しました。
運命のPCR検査2回目
変更後の予定に合わせてもう一度PCR検査受けてきました。今度こそ頼むで!と心の中で願いながら、数珠回しおじさん(ビーズおじさん)のいなくなったオーチャードを歩いて検査会場に向かいました。
その結果…

よっしゃ!!陰性や!!!!
というわけで変更後の予定は変更せずに無事帰国できた次第です。
食事はどうしてたのか?
デリバリーとかルームサービスでしのいでました。まぁルームサービスって高いんですよね。ははっ…
個人的に助かったのは「Guzman y Gomez」のブリトーです。値段もそれなりで栄養バランスと分量もいい感じで店舗も多いので体調問わず重宝しますね。
昔から私の食生活のピンチを救ってくれるのはブリトーなんですよね。素晴らしい。カナダ中央部のとある都市で数ヶ月出張してたときも、あまりにも食事情が辛くて週1でブリトー食べに行ってました。片道20分ぐらい歩いて。
MOH(保健省)からの連絡は?
MOHからの連絡がありました。が、PCR結果が陽性になってから2日後か3日後とかで、「陽性になったのはあなたで正しいか?滞在先どこよ?まぁ自主隔離頼むわ!」みたいな感じでした。
ホテル追い出されなかった?
(私は)追い出されませんでした。ただ、私の後に陽性になったという人の話を人づてに聞いたところ、フロントから連絡があって、カードキーも無効化されて速攻締め出されたとかなんとか。怖いですねぇ。
みんなマスクしてた?
基本屋内は必要で、屋外はしなくていいみたいです。ただ日本と同様に外でもがっちりマスクしている人もいました。私が観察する限りシンガポーリアンっぽい人がしてました。これは同調圧力か、自主的な意識かは不明ですが。逆に欧米系の人たち、日本人っぽい人たちは「ノーマスクいぇーい!」みたいな感じでした。
注意事項
あくまでこれは2022年7月での私の体験に基づく話なので、今もこういう状況かどうかはわかりません。渡航滞在の際は、常に現地の最新情報を入手して現地政府の指示に従ってくださいませ。(日本みたいに優しくないですよ)